ムムッ!壁の角っこで、異変を発見エナ!

クロスの隙間じゃの。よく気が付いた!

みなさんは"クロスの隙間"を見つけた経験はありますか?新築時にはピシッと境目が分からずに貼られていたクロスでも、時が経つにつれ、隙間ができてしまう場合があります。このように異変を発見した際には、クロスのお手入れをしてあげましょう。

お手入れが必要なサインじゃ!

クロスに隙間ができる理由

新築木造住宅では木材が安定するのに1年~2年ほどかかります。また築年数が古い住宅では経年劣化によりクロスが収縮します。そしてこの隙間が発生しやすい箇所は、天井の壁の間・クロスのつなぎ目・部屋の角などです。

さっそく、やるぞー!エナ!




用意するもの

①コーキング材
②マスキングテープ
③タオル

コーキング剤は乾燥前は粘り気のあるペースト状の物体で、溝や隙間の箇所を埋めるように塗っていきます。固まると防水や補強の効果があります。

今回使用したコーキング材「ぺネット」はホワイト・アイボリー・ライトアイボリーと3色展開なので、クロスごとに色の使い分けが可能です。特徴はツヤのないマットな仕上がりで、サラッとした質感なためホコリなども付きにくいです。




お手入れ方法

1. 境目にマスキングテープを貼る
2.コーキングを上からのせる
3. 指でコーキングをなぞり、壁になじませる
4.テープを外す

コーキングが衣服に付着すると落としづらいので要注意!

.完成

気になる箇所は上から少し濡らしたタオル(またはスポンジ)でサッと軽くなぞると馴染みます。※擦らないように要注意




チェックポイント

・新築であれば1年点検が過ぎているか
→長い目で見ると、手を加えれば加えるほど見た目が良くなくなる場合がある

・クロスに馴染むコーキング剤はどれか
→今回使用した「ぺネット」は3色展開であるため、色を選ぶときは要注意。一見白色のクロスでも、多くのクロスはクリーム色の場合があるので、「ライトアイボリー」がオススメ

お手入れが難しそうな壁の異変でも、こんなに簡単に補修が出来るエナ!