あれれ…?こんなところ汚したかな?
何か見つけたのかい、エナちゃん
お家のクロスに見覚えのない汚れがあるエナ!
白いクロスは汚れやすいわりに日頃お掃除する箇所でもないので、気付かないうちに汚れが付いて染み込んでいたなんてことも。今回は、日常生活で起こりそうな「クロスに飲み物をこぼしてしまった」、「目を離している隙にお子様が落書きをしてしまった」ときなどに実践できるお手入れをご紹介します。
・
・
用意するもの
①タオル ②手袋 ③アルカリ電解水 ④メラミンスポンジ ⑤スポンジ ⑥ブラシ
アルカリ電解水は、水を電気分解してアルカリ性の値にしたもの。汚れを分解する性質があり、生活汚れ落としや除菌の効果が期待できるよ。ただ、今回使用する洗剤(③)は強アルカリ性(pH12〜13)なので、アルミ性や塗装などアルカリ性の洗剤が使用できない箇所へは気を付けよう!
・
・
A クレヨン B コーヒー C 色鉛筆 D ゲルインク(インクジェット) E 水性ペン F 油性ペン
今回はビニールクロスに付いた汚れを落としていくよ。ビニールクロスは日本のほとんどの住宅で使われていて、塩化ビニール樹脂などを主原料とし、ビニールシートに紙などを裏打ちして作られているのじゃ。価格が安く耐久性に優れているため、油汚れも落としやすいぞ。
・
・
お手入れ方法
できれば泡タイプを使用しましょう。泡で汚れを浮かすことで、クロスを傷つけにくくなります。
凹凸のないクロスの場合は、スポンジで軽く擦りましょう。メラミンスポンジは研磨剤が入っているので、ビニールクロスにはできるだけ使用しないでください。
以上の手順で汚れが落ちない場合は、アルカリ電解水を吹きかけ激落ちくんで軽く擦りましょう。クロスが傷つく可能性があるので、擦りすぎないことに注意!
あっという間に汚れがなくなったね。
こんなに簡単に落とせるんだね!すごいエナ!
・
・
この方法でも汚れが落ちずどうしても気になるという場合は、補修をしたり一部クロスの貼替をする方法もあります。※大きい範囲の貼替は専門業者への委託をおすすめします。
・
・
用意するもの
①地ベラ(定規などでも代用可) ②クロス ③ジョイントローラー ④カッター ⑤クロス職人(色味が豊富なので、クロスの色味に合ったものを用意してください)
マスキングテープも用意しよう!
・
・
補修方法
・クロスとクロス職人の色味はしっかりと合わせましょう
・量が多いと垂れてきて不自然になるので、薄く塗りましょう
・時間が経過すると若干色が薄くなるので、乾いたら何度か重ね塗りをしましょう
・
・
貼替方法 (※一部貼替)
クロスは模様の向きが決まっているので、なるべく模様に合うように貼りましょう。
深く切りつけてしまうと下地が痛む可能性があるので、力はあまり入れすぎないようにしましょう。
この時、上に置いたクロスの向きは変えないように注意!
均一に圧をかけることで継ぎ目が目立たなくなります。
・
・
まとめ
専門の業者に依頼してきれいにしてもらうのが一番良いとされてはいますが、小さな箇所や小さな汚れだからこそ高いお金は払いたくない…という方も多いと思います。この記事を参考に、可能な限り自分でできることに挑戦してみるのもよいかもしれませんね。また、日ごろから汚れを予防できるグッズもあるので、今後ご紹介していきたいと思います。